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本当に服が好きな人の為のブログ

服についてつらつら思った事を書いていきます。服に興味がある人から同じアパレル業界で働く人までお役に立てれていれば幸いです。

人が履いているデニムを見極める

基本的にデニムは傍から見て、値段やブランドがバレやすい品です。

勿論当てはまらない場合もあるのですが、安価な他の品と比べ、視認できる違いが多いというのが大きな理由です。

違いが目で見てわかるという事は、違いを覚えれば人の履いているデニムを勝手に見極める事が出来るという事。

つまりどれくらい服にお金をかけているのかが何となく推測する事が出来るようになります。

服の話しをするときはもちろん、仕事で接客するときにもとても便利ですね。

という事で今回は相手が履いているデニムを見分ける時に見るべきポイントをご紹介していこうと思います。

バックポケット

目利きするときに一番の目印。 ブランド側もここに何か入れる時は意図的にオリジナリティーを発揮したがるもので、メーカーの象徴的なマークを入れる事も少なくありません。

ちなみに三大ジーンズメーカーのバックポケットはこんな感じ。

リーバイ

リー

ラングラー

老舗のデニムブランドは、基本的にすべて同じステッチが採用されています。 つまりブランドものであるという事の証なんですね。 この三つは特に見る機会も多いと思うので覚えておいて損はないと思います。

また年代によってステッチのデザインが違う事もあり、特にリーバイスだと現行品とヴィンテージクロージングまたは古着、でのアーキュエイトステッチの形が若干異なります。

66モデル

USA現行品

同じリーバイスを履いていたとしても、大体いくらくらいの品かという事まで想定することができます。 特に一番下位の価格帯の品だと、耳部分がわき割りになりますので、具体的な値段まで読み取ることが可能です。

現行品=リーバイスの取り扱いのある量販店(ライトオンやらマックハウスやら)or直営での購入。

ヴィンテージクロージング=各セレショの仕入れor直営

古着=古着屋

このように価格帯や型番まで見ることができればおおよその購入店や立ち寄っているであろうショップまで大体判断する事が出来ます。

難しいのはデットストックなどの状態のいい古着を着用されているときくらいですね。

年代によりますが、それらの品はかなりぶっ飛んだ価格になりますのでそうそう会うことがないというのが実情ですが、もしもいらっしゃれば相当の古着好きかお金もちだと踏んでもらって問題ないでしょう。

このバックポケットのステッチでブランドを見分けられるようにオリジナリティを出そうとする行いは、老舗ブランドだけでなく、現代のブランドで価格帯を問わずよく見る事ができます。

アタッチメント

ファクトタム

どのように採用されるかというのは、各ブランドの意向により異なります。 今の服のデザインはもっと自由なので、ステッチという域をこえたものを取り付けるブランドも珍しくはありません。

勿論、これらの装飾を採用しないブランドも存在するため、全てを見分けることができるわけではありませんが、知っているバックポケットの数だけ見分けられるブランドの数が増える事は間違いのない事です。

是非是非注目してみて頂きたい部分です。

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dellp.hatenablog.com

こちらでも少し紹介させていただきましたが、俗にゆう裾のところについた白い生地と赤いステッチに覆われた生地の端っこの事です。

基本的にセルビッチデニムは単価が高い傾向にあるため、

耳がある=高い品を着用している

と考えてもらって問題ないかと思います。

普通に履くと見えないのですが、耳を見せるためにロールアップして着用する方も大勢いますので、ある程度の価格を予測する基準になると思います。

ただ一つ間違えてはいけないのは、

赤耳ではない=安価なデニム

という事が成り立つわけではないという事です。

セルビッチデニムというのは色落ち等経年変化を楽しむことができるアイテムではあるのですが、ラクジュアリーブランドを筆頭に新品の状態を最上と考えるブランドからはあまり採用されない傾向にあります。

また、これらの生地は両端が耳に覆われているがゆえ、

アウトシームの形を変えられないため、シルエットをいじることに制限ができてしまうというのもセルビッチの特性上起きる欠点です。

耳がついていると基本アウトシームはストレートに下に落とすしか方法がなくなるので、シルエットに拘りを持ったブランドからは難色を示されることもあるそうです。

個人的にプレミアムジーンズ系統のパンツにもあまり採用されていないイメージがあります。

加工

当たり前といえば当たり前なのですが、加工を細かく加えれば加えるほど価格は高騰する傾向にあります。

加工といってもいろいろありますが、一番一般的なのはユーズド加工、

わざと古着のように仕上げるのにも当然手間と賃金が発生しているわけですね。

ブランドごとに大体の価格帯は決まってますが、上記の理由でリジットとウォッシュを加えた品とだと価格に違いが出てくるのです。

これは大手デニムブランドの安価なラインでも同じ傾向にあります。

例として最もわかりやすいのは児島などので職人が時間と手間をかけ作っている事を売りにしているブランドのデニム。

所謂ファクトリー系のブランドです。

前にとあるブランドから営業がありその際にカタログを拝見していたのですが、

やはり定番の品と、手間をかけ加工をした品との価格差というのは当然大きく、後述の品は高い価格の分それに合わせすさまじい加工をされていました。 価格でいうと三倍~四倍ほどの差があったと記憶しております。

自分の工場がいかに優れた技術力があるかを示すための品というべき逸品です。 このレベルにまでくるとその力に対価を払うような感覚ですね。

売れるのかどうかの商売は別にして、素晴らしい品だと思えるものでした。

たまに物にかけた苦労を考慮せず、品の価値を布の原価で考える者がいますが、その考えは正直かなり愚弄だと思っています。

タブ

バックポケット周辺にタブとよばれるブランドのマークや名前を記載した布が取り付けらている事があります。

小さく基本ぱっと見ただけでは確認しずらいのですが、ブランド名をドストレートに書いてある事も多いため、判断しかねるなと思ったさっと見てみるのも手だと思います。

あまりじろじろ見すぎて失礼にならないように気を付けましょう。

無理して確認しようとするのであれば聞いた方が早いです。

またデニムでは同じく少し難しいのですが、ボタンにもブランド名を記載することも多いのでそちらを見てみても楽しいかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

自分が履いているブランドをぱっとあてられるとスマートですし、物知りな感じがしていいですよね。 服屋の仕事をするうえではほんとに便利だと思うのでぜひみなさんも調べてみてください。

数は少ないですが良ければ見てみて下さい。

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