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本当に服が好きな人の為のブログ

服についてつらつら思った事を書いていきます。服に興味がある人から同じアパレル業界で働く人までお役に立てれていれば幸いです。

革の適材適所

革の価値にはいろんな計り方があります。

一番分かりやすいのは価格、高ければ高いほど良いものであるということ。

そしてブランド。 革は消費者には分からない部分が多いためか、物ではなくブランドで語られる傾向が多々あります。

高価格のブランドの靴=いい靴

これが衣類と比べ成り立ちやすいといえます。

この部分は時計と似通った所ですね。

皆がわかるブランドで高級ブランドであれば評価される。そしてそれが男としてのステータスになる。

男の洋服が金のかかる理由です。

しかし革には適材適所というものがあり、良いものだからどこに使っても最高の品になるというわけではありません。

動物にも種類がありますからね。 その特性により使われる場所も変わるわけです。

例えば、よくコードバンで出来たレザージャケットがほしいなと言われる方がいます。

あるのであれば私も欲しいです。

しかし恐らくこれは作ることは出来ません。

何故なら、コードバンは原革自体の大きさがとても小さいからです。

レザージャケットのような大量に革を使用した物をつくろうものなら、つぎはぎだらけのカッコ悪いものになってしまいます。

それにコードバンは繊維が緻密に出来ているためレザーは固く腕を曲げづらい事も間違いないでしょう。

バイカーに愛用されている身体を守るための固い革ではなく、今の時代オシャレとして軽く着やすい革を求められている時代です。

その為ラムやカーフのような比較的柔らかい物の方が一般的に受けるんだと思います。

逆にラムで靴を作ることも出来ません。

ラムは繊維が荒く柔らかいのですが、同時に伸びやすい性質を持っており、靴にしよう物ならすぐに形が崩れてしまうことでしょう。

靴擦れ待ったなしですね笑

当然の事ですが、一概に革といっても全て同じな訳がない

ということですね