本当に服が好きな人の為のブログ

服についてつらつら思った事を書いていきます。服に興味がある人から同じアパレル業界で働く人までお役に立てれていれば幸いです。

セレクト品のセール

仕入れ、所謂セレクトした品というのはどうしても、原価が上がってしまいます。 数字は詳しく言えないのですが、

工場→ショップ

ではなく、

工場→ブランド→ショップ

と間に1つ挟むものが増えてしまうからです。 仲介業者が増えれば原価が上がるのは当たり前の事です

正直服の原価は巷で言われているほど安くありません。

その為、仕入れの商品をセールにかけるのは、それ相応のリスクがあります。

勿論ブランドによって契約は違うので一概には言えないのですがそこらの小さな路面点、大手であれセール値50%にもなればほとんど原価度外視の叩き売りである事は間違いないでしょう。

では何故こんな叩き売りをしなければいけないのか。

それは廃棄期限というものがあるからです。

実際の期間は場所により違いがあるかと思いますが、大手は信用の保持の為に古いものを売ることは出来ません。 セールと言っても10年前の品が店頭に並んでいたりしないのはそう言う理屈です。

コレクションブランドなんかすぐに時期がばれますしね。

店側が勝手に決めた期限ですが、これは非常にリスクのあることで、

期間を過ぎると商品の価値は一気に0になる(捨てる)

と言うことを意味します。

商品が売れずに廃棄が増えると、お金(洋服)はあるのに会社はつぶれてしまいます。

俗にゆう黒字倒産というものです。

こうなるくらい原価度外視に売ってでも、服を現金に変換した方がいい

だから叩き売り価格のセールをする

という理屈な訳です。

これは鮮度のあるものを在庫として抱える必要のある商売全てに言える事で、例え腐ることのない衣料品でも例外ではありません。

在庫を抱える商売の怖いところです。