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本当に服が好きな人の為のブログ

服についてつらつら思った事を書いていきます。服に興味がある人から同じアパレル業界で働く人までお役に立てれていれば幸いです。

デニムの色落ち日記

デニムの色落ち日記

dellp.hatenablog.com

前回の記事

あれから約一ヵ月の月日が経ちました。

現状はこのような感じ。

前回の写真と比べるても水を通している訳ではないのでそこまで大きな変化が出ているわけではありません。

しかし生地自体はかなり馴染んできており、基本的に始めあったような窮屈さというのは以前にまして感じなくなりました。

特に膝の部分、

生地が伸びているのが一目でわかる程膝が出ています。

私を電車を含め何かと座っている時間が長く、一日のうち関節部分を曲げている時間が非常に多い且つ、膝を組む等あまり姿勢が良い方ではないので、この部分の色落ち等の変化は比較的早いかと思います。

膝部分に若干ですが色落ちが見られます。

耳が折れ曲がらないかというのは朝が弱く基本急いでいる為、そこまで気にしていなかったのですが、ちゃんと開いたまま履く事ができています。写真ではまだまだ分かりません。

バック

[ ハチノス

こんな感じです。 初の水通しをいつのタイミングでするかというのはまだ検討中です。

しかし洗い方はもう決めています。 ドライクリーニングです。

私は過激主義になりたいわけではありませんが、折角ならばブランドが推薦する半分ジョークが入った洗濯方法にあやかる事も一興かなと思っています。

その方が経過を楽しめそうです。

四項目めの海水での洗いについては、なぜそんなにも野性的なのかという疑問をもってはいけません。 それでも決してジョークだけの意味合いではなく、なんだかんだ洗うという意味では理に適っているやり方なんだそうです。

幸いにも海が近い県に住んでますので、機会があればやってみたいですね。

今は無理です。

三月の海に入る勇気は私にはありません。

 

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メンズファッション 2017SS流行予測とその解説

流行 服が好きな人の為の知識 服が好きな人の為のシリーズ

今年の春夏に着る服はもう購入されましたか?

 

暦の上では春を迎えている現在ですが、季節はまだまだアウターに頼る日が続いています。

 

春はともかく夏の事なんか考えられないという人も多い事でしょう。

 

今回このブログを書くに関して、

 

流行予測をする記事としては少し遅い時期の投稿なのですが、その分かなり精度を上げる事を狙った記事に仕上がっていると思います。

 

手前味噌です。

 

勿論私は未来読む特別な力は持っていませんので外れていても悪しからず。

 

かなり長い記事ですので暇な時にでも頂けると幸いです。

 

それでは早速ご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 ミリタリー系の人気は継続

 

 昨今から続いているma-1を筆頭にしたミリタリー系の流行。

この流れはssシーズンに入っても続くと見てほぼ問題ないでしょう。

 

これは春夏シーズンに販売されている品を見て大方ミリタリー系の品が打ち出されている傾向にありますのでほぼほぼ間違いはないかと思います。

 

COLLECTION等から浸透し始めた流行と違い、こういった一般層にまで落ちた流行というのは、お客様が手に入れやすい価格帯のショップ(ファストやセレクトオリジナル)に置いているからこそ皆が購入し流行するという流れがあります。

 

流行りの品が安価で手に入る→服にお金をかけない層までいきわたる→みんなが街で着る→大流行

という流れが出来るわけですね。

 

しかし今回のミリタリー系の流行の目玉であったma-1、その他ブルゾンというのは前季と比べ、落ち着いた印象。

 

今はもう少し薄手のアウターを打ち出し始めるシーズンですがブルゾン類はあまり姿をみせずコートの方が種類が多いように感じました。

 

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あくまで軍服で本当に使われていたかのような無骨過ぎるミリタリーアイテムではなく、ディテール自体を削ぎ落とし、装飾の少ないミリタリー風のアイテムが多かった事はこれまでの流れとは変わりません。

 

なのでミリタリーが流行っているといわれていても実際に皆が着ているのは軍服っぽいカーキ色をしたシャツであったり、普通の服を軍服っぽくアレンジして見たり、ミリタリ―が原点であるディテールを少取り付けて見たりと、要素としてミリタリーを取り入れていっている感じです。

 

これが今回のミリタリー流行の大きな特徴です。

 そして基本この流れをベースにして次に合わせやすいものを次の流行として差す雑誌やブランドが多いように感じます。

 

 

 

 

 

ベルデットがついた服

 

ミリタリーの流行の次の一手として、またイタリアでもクラシック回帰の流れとして流行の兆しがあるそうで、なにかと 最近よく耳にするこのディテール

 

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このようなものです。

トレンチコートが一番想像し易いのではないでしょうか。

 

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トレンチのデザインだけでなく、そこから派生していったようなスプリングコートを最近よく見かけます。

 

一風変わったミリタリーアイテムとしてタイロッケンコートも同じ理由、某ドメスティックブランドでも昨年?販売し売れ行きは非常に良かったと聞いています。

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タイロッケンコート

 

ワイドパンツがここ数シーズン非常に強いですが、今シーズンはワイドパンツにも取り入れたものも増えている傾向にあるなどコートに縛らずいろんな洋服に採用されているのも特徴的です。

 

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生地自体は武骨な雰囲気をしたものや古着臭い加工をしたものよりも少しテロッとした生地の物が増えてきています。

 

単純に生地が薄いというのもあるのですが、テンセルやレーヨン等のシルクっぽい触りのものが多いです。

 

これを話していて思い出すのはこちら

 

 

 

 

 

 

テロンチ

 

 

レディースの中で流行していた所謂テロッとした素材で制作されたトレンチコート

略してテロンチ

 

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基本的にレディースの流行はメンズの半歩先を歩んでいることが多く、昨年女性の間で流行ったものが次の年にメンズで流行っているというのはよくある事です。

昨年流行ったガウチョとかもそうでしたね。

 

なので次に流行る物を考える時レディースの品を見ておくのは重要な事です。

 

それが理由で今季この流れがメンズにくるのではといわれています。

 

袖なしトレンチコートというのもありましたが、まだメンズでの取り扱いは少ないようです。

 

またトレンチコートという狭いくくりではなく、どのような服にもこのようなテロッとした素材はかなりの数が採用されている傾向にあります。

 

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これは代表的な例ですね。

 

コートという括りでも派生してかなりの種類が様々なブランドから提案されております。

 

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こういったレーヨンやテンセルを配合したような素材というのは目を付けておいて損はないと思います。

 

 

 

 

スカジャン

 

去年頃から次第に耳にする機会を増やしたジャケット。

 

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ラクジュアリーブランドからの提案がはじまりだそうで、一部のそういった系統の服が好きな人の間で着用されていましたが、今季からは本格的な動きがありそうです。

 

現来のハードな刺繍が入った品ではなくシンプルに改変されたような形を指されており、スカジャンと言われて想像するようなきついアイテムではないようです。

 

刺繍等な装飾をなくすと、むしろあのジャンパー特有のサテン地の光沢感が上品な一面を持っている為以外と受け入れられやすいかもしれません。

 

個人的には街で流行る事があってももう少し時間が掛かるかと想像していましたが、某大手ブランドが某ファッションユーチューバ―とのコラボにスカジャンを制作したそうで、アパレル業界が若年層をターゲットに流行らせようと試行錯誤しているのは間違いありません。

 

今のうちに購入しておいても構わないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

ダブルライダース

 

 女性の間で流行っているモノは男の服でも流行る事が在るという事を前述しました。

それと同じ理由でダブルライダーズを流行の候補に上げる事に疑問を上げる人は少ないことでしょう。

 

元の出がバイカーという男の乗り物であるが故、メンズにはこの流行は受け入れられやすいのではないでしょうか。

 

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実はこの流れに関しては既に兆しは見えており、既にメンズのレザーの取り扱いはシングルライダースよりも圧倒的にダブルライダースのほうが多く生産されるよう変化しています。

 

おそらくどこのショップも基本的にそうなのではないでしょうか。

これは一昔前では考えられなかったものです。

 

しかしこれも基本的には、過剰な装飾をそぎ落としたものが主流で、バイカーが着ていたような風を凌ぎ体を守るための装飾というのは省略されているものがほとんどです。

商品の説明も

現代風にミニマルに

 

とか

 

シンプルでハードな印象を無くした

 

など、

いかにきれいに着用する事ができるかをうたったものを良く散見します。

 

なので、購入するのであれば、基本的にはそういったシンプルでミニマルなダブルライダーズを購入すれば間違いはないかと思います。

 

これはここ数シーズンの特徴的なところです。

 

シンプルな事を謳うのであればシングルを作った方が勝手に装飾が減って合理的な気もしますが、確かに昔をシングル派だった私がレザーを買うなら今はダブルが欲しいと思うので人の感性とは不思議なものです。

 

 

 

 

 

ビックシルエットで着る事は継続

 

ここ数シーズン本当に増えたこのあえてバカでかいサイズ感で着るスタイリング。

 

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ノームコアという言葉が言われ始めてから数年、普通洋服を着る事をお洒落に見せる為の方法の一つと捉えておりましたが、私の知らないまた別の流れがあったのでしょうか。

 

この流れが来てからサイズという概念が薄れました。

 

大きく着る事がかっこいいとされる時代なのでそれは当然の流れです。着丈の長いロングシャツなども同じことが言えますね。

 

あえてXLのサイズを選択する事は今シーズンも引き続き問題無いと思います。

 

そもそものシルエットが潰れている為ブランド独自の改変というのもやりやすいのがこの流れの大きな特徴。

 

ただ大きい形というだけでなくちょくちょく変わった仕様になっているのが増えているのも今季の傾向です。

 

よく見るのは、前と後ろの見頃の長さを変える事。

 

初めはドメでよく見られたものですが、セレオリ等にも増えてきた印象です。

 

サイドスリットもそうですね。

 

かなり深く入ったものレイヤード前提に置いている事を謳っているもの、ZIP等の装飾をしているものと様々です。

 

柄ものなどの数がやはり少なくどちらかというと生地やシルエットの変更により、他との差別化を行なっている場合の方が多いのも特徴です。

 

その流れに合わせ数年前にあった、ポケTの胸ポケだけ柄を変えるみたいな仕様もほとんど見なくなりました。

 

正直古さを感じるディテールです。

 

 

 

 

 

ワッフル

 

数ある生地の中で本当に増えたなと思う生地の一つ。

 

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名前の通りワッフル上の凹凸が表面にある事が特徴でそ起源はスポーツともミリタリーとも言われています。

 

数年前は殆ど見ることの無かった生地ですがミリタリーブームまたスポーツMIXの流行からジワジワと増えてきています。

 

どちらとも合わせやすく、生地が特徴的ですのでアクセントとしてレイヤードにかませるスタイリングが非常多い。

 

特に元々ワッフル生地の凹凸は空気を含む隙間を作り保温性を高めるためのものですので本来は張り付くようなサイズ感で着ることが決まりである品だったんですが、ここのルールはかなり破壊されているのが最近の大きな特徴です。

 

ワッフル生地のビックシルエットまで販売されているのを見ていると、あくまで生地感を楽しむために合わせるという感覚が正しいようです。

 

 

 

 

 

 

 ワイドパンツ

 

大きく着ることが流行してから一段と増えたワイドパンツ。

 

長年細く履くことが流行った反動か今年も非常多い数が色んなブランドから販売されています。

 

今季もほぼ間違いなく継続しますが、それに伴い何かしら派生した物が増えそうです。

 

前述したベルテッドパンツ等が代表的な例

定番は勿論、今現在流行っているディテールや生地をそのまま取り入れたものが基本となることでしょう。

 

その中でも注目したいのはこちら

 

 

 

 

 

 

タック

 

こういったディテール

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生地ををつまみ縫い合わせる事で、パンツの実寸値以上のゆとりを持たせる事が出来るディテール。

 

昔ながらの太いスーツなどによく見られた物で、ワイドサイズが流行ると同時に店舗で見ることが増えました。

 

現在の日本のスーツは長年タイトな形が基本となっており、ゆったりした形のものはほとんど見かけません。

 

太いスーツ=昔の古臭いスーツと想像される方も多いのではないでしょうか。

 

ピッティでは英国の文化やクラシック回帰の流れとして同じくこういったクラシカルなディテールが流行していると聞きますが、おそらく日本でのこれらのディテールは大きく着る事が良いとされるようになった結果生まれ、派生したものなので、また別の流れとみて問題ないと思います。

 

またワイドシルエットが増えているからと言って、スキニーなどの細身のシルエットが古臭くなったのかと言われればそういった事は全くありません。

 

トップスのシルエットが緩くなった事により、俗にゆうvラインに着崩す事が増えているので、若者の間ではむしろ黒のスキニーを指す人も増えています。

 

 店側の提案も減っていないので、やりたいスタイリングによって組み合わせを変えるのが良いと思います。

 

 

 

 

 

 ワーク

 ワーク系のアイテムはいつの時代でも定番ですが、今シーズンは特に注目のワードの一つ。

 

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現在流行しているミリタリーとの合わせやすさはもちろん、労働着は丈夫さを求めるためそして誰でも着用することができるようにサイズ感をアバウトに着る事が良いされているカテゴリーです。

 

古着のワークコートを馬鹿でかいサイズで合わせている人を見たことはありませんか?

イメージ的にはあのような感じです。

 

店舗でもスプリングコートを大頭に薄手のワークコートの数はかなり提案されています。

 

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サイズ感はブカッと羽織るようなサイズ感がおすすめ

 

横の幅が広がると必然的にコートの大きさ自体が大きくなるのは当然の流れで、数年前まで、ひざ上の少し短い丈の物が主流でしたが膝が隠れるくらいの大きなサイズ感のコートも増えています。

 

素材も多種多様で少し無骨で昔ながらのヴィンテージ風なものからチェスターなどのフォーマルな外套としても使用されるドレッシーなアイテムを崩したもの、高機能素材を使用した少し近未来的なものがも増えているのも特徴です。

 

前述したテロッとしたような生地も同じですね。ベルテッドコートもしかりです。

 

 

 

 

 

 

イージーパンツ

スポーツミックスの流れから、こちらも非常に沢山の数がブランドから提案されているパンツ。

 

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ここ数年スウェットパンツ等の気の抜けたリラックス感のある品が増えていましたが、今季からはより派生してポンチ、トリコットなどのジャージ素材、スウェットとはまたベクトルの違った履きやすさを求めた生地というのが増えています。

 

さらにこういった素材が増えてから、ただただリラックスな雰囲気に制作されるだけでなくスラックス風にきれいな印象に着用できる品が増えているのも傾向です。

 

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セットアップも多いですね。

 

スポーツのミックスというのは数年前から継続している流行ですが、言われだした当時と比べかなり煮詰められてきた印象です。

 

ほどよくタイトなシルエットでサージのような生地にギャザーとウレタンを混ぜたような、あくまでドレスライクに着る事を前提に置いた品も多くワイドな形だけに拘る必要はありません。

 

ドレスカジュアルなスタイルを組むのであれば見逃せないワードになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

開襟シャツ

 

毎年夏になると毎回

 

流行るんじゃない?

 

と言われているような気がしますが、それだけに夏の季節が近づくとこれらのデザインは良く耳にすると思います。

 

アロハシャツなどによく見られるような形で大抵はトロピカルな柄をプリントされており、夏らしい表情をして店頭に飾られている事の多い品ですが、このあたりもかなり熱いワードのようです。

 

従来のボタニカルな柄をしたシャツとしての採用ではなく、ワークやミリタリーな品を開襟に変更するような、単純に夏らしくない土臭いアイテムを襟を夏らしくするために採用されている印象です。

 

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無地の開襟シャツも増えそうな予感がありますね。

 

s/sシーズンらしい見た目とリラックス感のある雰囲気が夏の服装の良いアクセントになりそうです。

 

ある程度きれいな作りにしてくれると、開放的な襟がジャケットの下に合わせても冴えそうですね。

 

 

 

 

 

 

靴は革が増える

現在はご周知の通りスニーカーが非常に強く、その流れはまだまだ続きそうです。

 

セオリーの話ですが、こういった流行というのは周回するもので靴でいうなら

 

革靴→スニーカー→革靴→スニーカー

 

という風に品の流行や気分が順繰します。

これは何に関しても当てはまり

 

タイト→ワイド

先の尖った靴→先の丸い靴

 

というように細かく見ても同じような事が起こる傾向にあります。

 

長く続いているスニーカーのブームの隣で徐々に革を使った素材が増えてきているのは間違いない傾向だと思います。

 

具体的にいうと革を使ったスニーカー

マーチンなどを筆頭に比較的安価かつスニーカーのように楽に履ける革靴というのが若者の間で出てきている印象です。

 

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所謂スニーカーから革靴に代わる過渡期だからこそ見られる現象だと推察しています。

 

またこちらも忘れてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

サンダル

 

スポーツのミックスからの流行として同じく一世を風靡しました。

 

さらに白のソックスをスポーツサンダルに合わせるという、今までは暗黙の了解でご法度とされていた組み合わせが、提案されさらにそれが一般に受け入れられるというかなり目新しい事が起き、注目を集めた流行です。

 

こちらもスポーティな素材の隣で革などの比較的上品な見た目をした品というのが増えてくるのではないでしょうか。

 

またグルカサンダルなどの元々軍が使っていたモデルを原型とした品というのもちょくちょく見かけます。

 

ドメスティックブランドでも提案は多く、オーダーをするための資料を見ていてもこの傾向は強くありました。

 

デザインもテバやチャコが作る王道なデザインではなくブランド各種でオリジナリティを出して提案されている印象です。

 

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見ているとスポーツサンダルという小さいくくりに拘る必要はないかもしれません。

 

まだ季節的にサンダルの数は多くありませんが、今季サンダルを狙っているのであれば覚えておいて損はないでしょう。

 

 

 

 

 

 

色について

 

 基本的に色は暖かくなるにつれて明るい色が提案されていく傾向にあります。

 

黒やネイビーなど冬がダークトーンが主流なのに対して、鮮やかなブルーやホワイトなど夏は鮮やかな色目が多いですよね。

 

なんとなく感覚でつかめるのではないでしょうか。

 

ただ今季のミリタリーの流行の影響か色目はかなり特徴的です。

 

基本軍服に採用される色目はカーキ。土のような濁った色をした緑や茶が基本とされるカテゴリーです。

 

そのおかげで今までの春夏のシーズンにはあまりなかったような色目が増えています。

 

某大手セレクトショップの内覧会で提案された色目はSSとは一瞬思えないような色目が多くあり、季節で例えるならまるで秋のような落ち着いた深い色目の品が多く提案されていました。

 

 数ある流行のなかでも大手がやる事に関してはよりたくさんの人に見てもらえる機会が多いので、流行について調べるならこれらについては見過ごすわけにはいきません。

 

いくら世界的な流行と業界がうたっても、どこにも売っていなければ、それば間違いなく日本では流行る事はありません。

買いようがないからです。

 

なので今季に関しては、上記で紹介したカーキなどのアースカラーの色目、またはそれらをもっと淡くスモーキーにした色目が強くなるのではといわれております。

 

具体的にはサンドベージュやエクリュなどの色目です。

 

ミリタリーらしさもあり、春夏らしさもある今季らしい良いカラーです。

 

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テラコッタという茶をオレンジがけたようなレンガ色は業界でよく指されていますが、名を聞くほど店舗で展開されていないのが実情です。

 

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この色目も秋のような色目ですよね。

 

ワンポイントとしてどこかに指し色で使うような形になるのではないでしょうか。

ビビットカラーが少ないのも特徴です。

 

 

 

モノトーン

 

若年層の間でよく指されている色目。

 

色としては定番ではあるのですが、季節を問わず黒の色目を使うのはモードをかじった子が多い傾向でした。

 

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最近はそんな事はなくなってきている印象です。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

流行といっても一つに絞られているわけではなく、いくつもの流行りが共存しているのがここ最近の象徴的なところですね。

 

一強で一つだけ絶対的なものがあるわけではないので言い方を変えれば自由にいろんな服装が楽しめると思います。

 

今季服を何買うか迷われているとき、また接客時にでも参考にしていただければ幸いです。

 

 

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デニムの色落ち日記

デニムの色落ち日記

最近APCのリジットを購入しました。

 

実は私、デニムを生から育てるというのは今回が初めて。

 

なんだかんだ古着ばかり買っていて、新品のデニムをあまり履いてこなかったというのが大きな理由ですが、どうしてもデニムの醍醐味の一つである経年変化を自分の手で起こしてみたいという強い願望と欲に押し負け、今回思い切って固く縛られた財布の紐をとき、購入に至りました。

 

購入した品はコチラ

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APCのプチスタンダードというモデル

言わずと知れた仏の老舗デニムブランド。

 

定番と呼ぶに相応しいほどにシンプルなディテールと美しいシルエットが特徴です。

 

シンプルな分組み合わせる品を選り好みせず、ジャケット等の綺麗な服にも難なく合わせられるので、サラ着で買うなら個人的にお勧めの品だったりします。

 

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基本的に毎日履く予定なので、経年変化をちょくちょく写真に収める事が出来たらいいなと思っております

 

・・・こういうのを一度やってみたかった(笑)。

 

今のところ履き始めて5日程経ちました。

現在でこのような感じです。

 

初期

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 現在

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サイズを小さく買っていることと、毎日お風呂と寝るとき以外は履くという超ヘビーな履き方をしているおかげか、既に髭とハチの巣が定着しつつあります。

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初日はヒップ周りがきつく感じており、デスクワークが少し辛かったりしたのですが、既にもう馴染んて来ている感があります。

 

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足まわりは普段ブーツを履いているので少しきつめの皺が入ってますね。

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自己満足の強い内容のような気がしますが、ご容赦頂ければと思います。

 

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人が履いているデニムを見極める

服が好きな人の為の知識 服が好きな人の為のシリーズ

基本的にデニムは傍から見て、値段やブランドがバレやすい品です。

勿論当てはまらない場合もあるのですが、安価な他の品と比べ、視認できる違いが多いというのが大きな理由です。

違いが目で見てわかるという事は、違いを覚えれば人の履いているデニムを勝手に見極める事が出来るという事。

つまりどれくらい服にお金をかけているのかが何となく推測する事が出来るようになります。

服の話しをするときはもちろん、仕事で接客するときにもとても便利ですね。

という事で今回は相手が履いているデニムを見分ける時に見るべきポイントをご紹介していこうと思います。

バックポケット

目利きするときに一番の目印。 ブランド側もここに何か入れる時は意図的にオリジナリティーを発揮したがるもので、メーカーの象徴的なマークを入れる事も少なくありません。

ちなみに三大ジーンズメーカーのバックポケットはこんな感じ。

リーバイ

リー

ラングラー

老舗のデニムブランドは、基本的にすべて同じステッチが採用されています。 つまりブランドものであるという事の証なんですね。 この三つは特に見る機会も多いと思うので覚えておいて損はないと思います。

また年代によってステッチのデザインが違う事もあり、特にリーバイスだと現行品とヴィンテージクロージングまたは古着、でのアーキュエイトステッチの形が若干異なります。

66モデル

USA現行品

同じリーバイスを履いていたとしても、大体いくらくらいの品かという事まで想定することができます。 特に一番下位の価格帯の品だと、耳部分がわき割りになりますので、具体的な値段まで読み取ることが可能です。

現行品=リーバイスの取り扱いのある量販店(ライトオンやらマックハウスやら)or直営での購入。

ヴィンテージクロージング=各セレショの仕入れor直営

古着=古着屋

このように価格帯や型番まで見ることができればおおよその購入店や立ち寄っているであろうショップまで大体判断する事が出来ます。

難しいのはデットストックなどの状態のいい古着を着用されているときくらいですね。

年代によりますが、それらの品はかなりぶっ飛んだ価格になりますのでそうそう会うことがないというのが実情ですが、もしもいらっしゃれば相当の古着好きかお金もちだと踏んでもらって問題ないでしょう。

このバックポケットのステッチでブランドを見分けられるようにオリジナリティを出そうとする行いは、老舗ブランドだけでなく、現代のブランドで価格帯を問わずよく見る事ができます。

アタッチメント

ファクトタム

どのように採用されるかというのは、各ブランドの意向により異なります。 今の服のデザインはもっと自由なので、ステッチという域をこえたものを取り付けるブランドも珍しくはありません。

勿論、これらの装飾を採用しないブランドも存在するため、全てを見分けることができるわけではありませんが、知っているバックポケットの数だけ見分けられるブランドの数が増える事は間違いのない事です。

是非是非注目してみて頂きたい部分です。

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dellp.hatenablog.com

こちらでも少し紹介させていただきましたが、俗にゆう裾のところについた白い生地と赤いステッチに覆われた生地の端っこの事です。

基本的にセルビッチデニムは単価が高い傾向にあるため、

耳がある=高い品を着用している

と考えてもらって問題ないかと思います。

普通に履くと見えないのですが、耳を見せるためにロールアップして着用する方も大勢いますので、ある程度の価格を予測する基準になると思います。

ただ一つ間違えてはいけないのは、

赤耳ではない=安価なデニム

という事が成り立つわけではないという事です。

セルビッチデニムというのは色落ち等経年変化を楽しむことができるアイテムではあるのですが、ラクジュアリーブランドを筆頭に新品の状態を最上と考えるブランドからはあまり採用されない傾向にあります。

また、これらの生地は両端が耳に覆われているがゆえ、

アウトシームの形を変えられないため、シルエットをいじることに制限ができてしまうというのもセルビッチの特性上起きる欠点です。

耳がついていると基本アウトシームはストレートに下に落とすしか方法がなくなるので、シルエットに拘りを持ったブランドからは難色を示されることもあるそうです。

個人的にプレミアムジーンズ系統のパンツにもあまり採用されていないイメージがあります。

加工

当たり前といえば当たり前なのですが、加工を細かく加えれば加えるほど価格は高騰する傾向にあります。

加工といってもいろいろありますが、一番一般的なのはユーズド加工、

わざと古着のように仕上げるのにも当然手間と賃金が発生しているわけですね。

ブランドごとに大体の価格帯は決まってますが、上記の理由でリジットとウォッシュを加えた品とだと価格に違いが出てくるのです。

これは大手デニムブランドの安価なラインでも同じ傾向にあります。

例として最もわかりやすいのは児島などので職人が時間と手間をかけ作っている事を売りにしているブランドのデニム。

所謂ファクトリー系のブランドです。

前にとあるブランドから営業がありその際にカタログを拝見していたのですが、

やはり定番の品と、手間をかけ加工をした品との価格差というのは当然大きく、後述の品は高い価格の分それに合わせすさまじい加工をされていました。 価格でいうと三倍~四倍ほどの差があったと記憶しております。

自分の工場がいかに優れた技術力があるかを示すための品というべき逸品です。 このレベルにまでくるとその力に対価を払うような感覚ですね。

売れるのかどうかの商売は別にして、素晴らしい品だと思えるものでした。

たまに物にかけた苦労を考慮せず、品の価値を布の原価で考える者がいますが、その考えは正直かなり愚弄だと思っています。

タブ

バックポケット周辺にタブとよばれるブランドのマークや名前を記載した布が取り付けらている事があります。

小さく基本ぱっと見ただけでは確認しずらいのですが、ブランド名をドストレートに書いてある事も多いため、判断しかねるなと思ったさっと見てみるのも手だと思います。

あまりじろじろ見すぎて失礼にならないように気を付けましょう。

無理して確認しようとするのであれば聞いた方が早いです。

またデニムでは同じく少し難しいのですが、ボタンにもブランド名を記載することも多いのでそちらを見てみても楽しいかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

自分が履いているブランドをぱっとあてられるとスマートですし、物知りな感じがしていいですよね。 服屋の仕事をするうえではほんとに便利だと思うのでぜひみなさんも調べてみてください。

数は少ないですが良ければ見てみて下さい。

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古き良きアメリカ的パラブーツ

最近思うこと

最近なぜか物欲を掻き立てられる事がめっきり減ってしまい、なんとなく服屋としての危機感を感じている今日この頃。
まあ欲しいなと思うものは星の数ほどにあるのだが、正直星に手が届かない。
星は遠いところにあるのだ。
星に近づくには神か仏か福沢諭吉にお願いするしかないのだが、果たして私の願いは届いているのだろうか。
初詣含め、今月二回目のお参りにでもいこうと思っている。

さて私は最近知ったのだが仏が生んだ名作パラブーツから春に新作が出るらしい。
新作と言ってもシャンボートのアッパーにつけるソールが変わっただけなのだが、それが中々小粋なのだ。
そもそもパラブーツのソールといわれると自社で制作されているというあの質実剛健なラバーソールを思い浮かべるというのは私だけではないだろう。
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とでかでかに書かれたあのソールだ。


ここ数年このアウトドアシューズを押しているブランドや雑誌が増えたおかげで、それなりに値段がするにも関わらず履いている人をちらほら見かけるようになった。

だからこそ出される俗にゆう変わり種なのだろう。
今回の品はなんとアウトソールにレッドブリックソールを使っている。



古き良き時代の米国の人たちに愛され、その特有の色はよく赤いレンガに例えられる。
このソールを使用した代表的な靴はやはりウォークオーバーだろう。
アイビー、プレッピーが好きな世代であれば目にしたことがあるという人も多いはずだ。
 
今回紹介されていたシャンボートのアッパーの色はきれいな白色をしており、もうこれはホワイトバックスを意識して作られていることはいうまでも無いだろう。
モカ縫いのついた少し野暮なトゥ部分と雨でも使えるという売り文句を実現させる、リスレザーを使用したオイリーな革。
オリジナルのダービーのデザインをした、白のヌバックとはまた違った雰囲気を醸し出しておりとても新鮮に見える。
他でもあまり見ない仕様の変更だっただけに
仏と米の文化が融合した粋さを感じる品なのでは…

と私の中で絶賛されている。

何はともあれまだ未販売なので今後の楽しみにしよう。



私はパラブーツは汚い姿になってもそれが味ととらえることができる靴だと心得ている。
まあレッドウイングなどに代表するワークシューズと同じ理屈だ。
しかし今回の靴はもし履くのであればきれいに履きたい。
白のレザーの汚れはどうしても気になってしまうし、個人的に先程述べたウォークオーバーのホワイトバックスと同じような使い方をしたいからだ。

もし汚すことを前提に使うのであれば、ダービーバックスの色目でいいのではないかと思ってしまう。
パラブーツを同じ解釈で履くことに賛否はあるだろうが、
汚れて雰囲気が出るのは正直あっちの濁ったベージュ色のほうだ。

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デニムの基本について解説する

服が好きな人の為のシリーズ 服が好きな人の為の知識 知っておくべき名作アイテム

今では、ファッションの定番中の定番として君臨しているデニム生地でできたパンツ。

服に興味がないという方も含め、今まで履いた事がないという人はほとんどいないことでしょう。

そもそもデニムを知らないという人を探すことの方が難しいくらいなのではないでしょうか。  

今を生きる現代人にとって身近な存在ですが、この青いパンツは本当に奥深い。

美しいインディゴの色やその色落ちに魅了された人は数知れず。

もちろん私もその魅了された人間の一人です。

なので今回は私なりに、デニムについてまとめてみました。

さっそくご紹介いたします。

 

 

デニム(ジーンズ)とは

 

ジーンズとは一般的にはデニム生地でできたパンツの事を言います。

私のように生地名をそのままに「デニム」と呼ぶ人もいれば「ジーンズ」「ジーパン」という人もいらっしゃり、呼び名がさまざまあり少し手惑いますが、基本的には全て同じものをさします。

今回は私が呼びやすいというのもありますが、デニムに統一してお話をしていこうと思います。

 

何がデニムの起源でするかというのは諸説があるようで、詳しくはわからない部分も多いのですが、補強の為にリベットと呼ばれる金属を取り付けることを、発明、採用した段階をデニムの起源とする考え方が、最も有力視されているようです。

このリベットで補強されたワークパンツは、当時ゴールドラッシュによりアメリカにあふれかえっていた採掘者たちに大ヒットしました。

採掘という重労働に耐えられるような丈夫なパンツを探していたからです。

また仕事がしやすいようワークウェアとして機能性と安価に生産するための量産性を追及し、ディテールも働くうえでより実用的な方向にマイナーチェンジされていきました。

この変化はのちにこのパンツの歴史や年代の判別をするための手がかりになります。

これらの歴史を見て頂けると理解していただけるかと思いますが、

デニムはもともとファッション用として生まれたおしゃれ着ではなく、所謂働く者の為に作られた労働着でした。

もしもデニムをジャンル別にカテゴライズするのであればワーク系の品として分けられる所以であります。

リーバイ

1853年にリーヴァイ・ストラウスがアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコで創業したアパレルブランド。

リーバイスの501を生み出したデニムの元祖であり、このパンツの長い歴史を語るうえで決して欠かすことのできない老舗メーカーです。

三大ジーンズブランドの一つとしても数えられており、

リー、ラングラー、リーバイ

の3つのブランドがあげられるのは有名ですね。

現在はリー、ラングラーともにエドウィンが取り扱っており、アメリカでもIF社にこの二つのブランドは吸収合併されているとのこと。

独立して現行品を制作しているのは現状リーバイス社だけであるという事ですね。

デニムの特徴して、

藍で染められたツイル生地、ファイブポケット、などがデザインとしての大きな特徴です。

しかしリーヴァイ・ストラウスが特許を出願したのは

金属リベットでの衣服の補強方法に関するものでした。

つまり、彼らにとって、ポケットの淵についた金具が最大のオリジナリティであり、一番他者から守りたいものだったのです。

このようなものです。

ちなみにリーバイスがジーンズという名前で商品を出したのは1955年ぐらいので、商品の呼び名に関しては後発でした。 ジーンズという名前を付けて世に出した先駆者はラングラー社が1947年に出した品がはじめなんだそうです。 本家のほうはもともと、自社製品の事を「オーバーオールズ」と呼んでいました。

ディテール紹介

ディテールは年代によって変化があります。 同じモデルの品であっても時代や用途に合わせ今日まで進化を続けてきたからです。

デニムの歴史は長いだけに、当然その長さに比例して、種類は豊富です。

もちろん見た目の違いでいうと小さなところではありますが、今の時代に今現存するブランドが制作するアイテムというのは、過去に存在したこれらの小さな違いを模範にしていることは間違いありません。

全てを紹介するのは不可能なのでまずは基本的なところを紹介していこうと思います。

ファイブポケット

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名前通りバックポケットが二つ、フロントに二つ、そして前から見て左のポケットについているもう一つのポケットを合わせて5つのポケットが採用されています。

この形がデニムの基本の形です。

五つ目のポケットはもともと懐中時計を入れるために作られたポケットであり、今ではコインポケットとも呼ばれていますね。

今は時計は腕に巻くかスマフォで見るのが主流かつ、財布を持ち歩く人の方が多いので飾り的な意味合いのほうが強いと思います。

もしもどうしても有効に使いたいというのであればジョブスに聞いてみるのも一つの手ですね。

バックポケットのステッチ

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元はポケットの補強の為に縫われていたものですが、のちにブランドを表すシンボル的なものになります。 こちらの写真はアーキュエイトステッチとよばれるリーバイスのバックフロントについている弓形のステッチ。

こちらも1943年にリーバイス社により商標登録されました。

デニムは見るだけで値段がわかるといいますが、このディテールもそういわれる大きな理由です。 覚えればすぐに判断できますからね。

もちろん採用しないブランドも多々ありますが、老舗のワークブランドだけでなく今のブランドでもオマージュして、何か象徴的なものを採用するブランドも少なくありません。

赤耳

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ファストファッションのおかげか認知されている方が増えたように感じるこのディテール。 生地の両端の白い生地と赤い線の事をさします。

旧式力織り機で織ることのできる生地幅は約75センチ(30インチくらい)と狭く、最大限生地を余すことなく使えるよう考えられた仕様。 際ほども記述しましたが、もとは労働着であるため、より生産性と効率性を高めるための工夫でした。

旧式と書いているため感づく方もいらっしゃると思いますが、現在この織り機は主流ではありません。

セルビッチデニム(旧式織り機で織られたデニム)が使用されていたのは1986年頃までといわれており、より大量生産に向いた新型織機が徐々に浸透していきました。

スピードの差でいうと旧式が一本分のデニムを織っている間に最新式は5本分織ることが可能なんだそうです。

つまり、赤耳というのは今の時代あえて生産効率の悪いセルビッチデニムを使用して制作されたデニムであるという証であるといえます。

赤耳=高価なデニム

と、いう図式ができる理由ですね。

また、セルビッジの語源は縁がほつれない編み方であるという意味のセルフ・エッジに由来すると言われているそうです。

旗から見て高価なデニムを履いているか推測する重要な判断基準のような存在で、デニムが好きな人からすると重要なディテールであることは間違いありません。

それゆえ某ファストファッションがカイハラのセルビッチデニムを販売し始めたころ、ぱっと見でファストのデニムを高価なデニムと見間違え、赤っ恥をかいたという販売員は少なくないことでしょう。

服屋あるあるだと思ってます。

チェーンステッチ

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縫い目の裏側がその名の通りチェーンのように連なっているのが特徴の裾の仕上げのためのステッチ

裾の仕上げは大きく分けてジーンズのたたきとチェーンの二つあり、選ぶことができます。

たたきの仕上げとは違う独特な色落ちをするのはもちろん、ロールアップしたときに仕上げの違いが目に見えてばれてしまいますので、拘るのであればチェーンで仕上げる事を推薦させていただきます。

チェーンは特殊なミシンを使わないといけませんので、直し屋にそのミシンと技術がなければ工場に送らないといけません。 そのため、時間とお金がかかる場合があります。 最寄の直し屋に設備が整った所があれば最高ですね。

また、すでに色落ちしたデニムを購入した場合、裾部分の色落ちを残すための貼り付けとよばれる技術もありますので、一度ご検討されてみてもよいかと思います。

ヒゲ

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ハチノス

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ご周知のとおりデニムというのは履いて洗濯していくと徐々に色が落ちていきます。

デニム生地は縦糸に青い糸、横糸に白い糸を使っているのですが、この縦糸に使われている青色の染色が落ちていくから起きる現象なんですね。

実は青色に染める際、ロープ染色とよばれる方法で染色をされており、この方法で染める糸は奥まで染まり切りません。 またインディゴという染色素材はあまり生地に吸着しない特性を持っています。 それ故、表生地が着用により擦れたりすると、糸の中心部分が露出しはじめます。

これが色落ちの理由です。

さてこの縦落ちしヒゲとハチノスのというファストの品でもよく見かけるため、あまり服に興味がなくても見たことあるという方は多いかと思います。 そもそも色落ち自体がヴィンテージ品のような長年着古した姿に加工で見せるためのものです。

長年着用した際のデニムへの負荷のかかり方は一定ではなく、ヒゲは股関節部分、ハチノスは膝の関節部分のアタリを表しています。

よりリアリティのあるヴィンテージ品さながらの加工はもちろん、ケミカルなどを代表にデザインとして色を落とすことも多々あります。 職人の腕の見せ所なわけですね。

そもそもデニムに洗いなどの加工を入れる事は日本が先駆者であり、いまでは当たり前のワンウォッシュ入れたデニムなども一番初めにしたのはキャントンだったと記憶しています。

世界に誇れる技術の一つです。

まとめ

いかがでしょうか。 今回の内容が接客や人と話すときに役に立てば幸いです。

また後日、もう少し掘り下げた内容も書いていこうと思いますのでまた目を通していただければと思います。

余談ですがもしもファッションとしてこういった古着のデニムを買うのであれば、個人的には606や66前期あたりの501などの品をおすすめします。

66後期以降の少し産毛が立ち、全体的にのべっとした色落ちではなくきれいな縦落ちを楽しめるからです。

その当時の時代も労働着としてではなく、おしゃれ着として意識され始めた時代であり、それ以前のワークウェアとして使われていた時代のような土臭いシルエットではないので今の服とも合わせやすいのも大きなポイントですね。

私はリーバイスが出すビンテージクロージングは賛成派なので、デットを探すのもいいですが、きれいな復刻盤をサラ着で買うことも全然視野に入れて頂いてもいいと思っています。

ぜひご検討ください。

 

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MA-1 徹底解説

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今日は空前のミリタリーブーム、

色んなブランドが色んな形のMA-1を制作していますね。

16AWのシーズンに関してはこのトレンドは継続しており、

SS移り変わっても落ち着くことはあっても恐らくこの流れは継続するだろうと勝手ながら予測しております。

MA-1自体がもとは軍用のフライングジャケットであることは勿論、80年後半から90年にかけて一度洋画をきっかけに流行したことがあるという事、

詰まる所昔の流行りの復権であるということはご存知の方も多いかと思います。

しかし以前の物と比べ、シルエット自体はかなり変わっており、今風のデザイン。

所謂ミリタリー風の少しマイルドなデザインに変更された品が増えております。

詳しくディテールを見てみるといろんな年代のディテールを思うがまま自由に組み合わせたデザインが多く、MA-1からは少し離れたような品まで出ているのが現在の特徴です。

私は今だからこそできるデザインの改変というのは好きです。

それがなければ時代各々の変化が起きませんからね。

しかし、昔と何が違うか知らなければ、違いに気づく事はできません。

なので今回は、MA-1の歴史を少しなぞって私なりに解説していこうかと思います。

MA-1とは

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写真は中期頃の品

MA-1とは1950年代初め頃に米国空軍のパイロットように開発された、ナイロン製のフライトジャケットの事。 初めて軍に支給されたのは49年~50年にかけてと言われています。 実際に軍用として使用されていた期間が約20年以上と非常に長く。フライトジャケットの中どころか軍服の中でもトップクラスの知名度を持っている名作中の名作アイテムです。

MA-1と名の付いた最初期のデザインはMA-1の原型のモデルともいわれているB-15というモデルを踏襲したものであり、ディテールはよく似ています。

時代の流れに合わせB-15の名残のあるディテールというのは消えていくのですが、このモデルが人気のあるモデルで有る為か、現在MA-1と名前を付けて出すアイテムにもこれらのディテールを付けている品というのは良く見かけます。

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MA-1最初期の画像

B-15の特色的なディテールであるボアの襟は変更されMA-1と呼ばれるモデルには基本的に採用されていないのですが、それ以外は大きく変わりません。 言い方を変えると、MA-1のリブの襟は前モデルとの大きな違いであると言えます。 現在のMA-1もこの部分を大きく変えるブランドはあまり多くないのではないでしょうか。 今風にノーカラーにしてみたりなどの遊びはあったとしても、前モデルを踏襲してボア襟を採用したものはほとんどないかと思います。

想像して頂くと分かり易いと思いますが、MA-1と呼ぶべきなのか怪しいラインになってくるからです。

逆に良く散見されるのは、長方形のオキジェントタブ

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所謂酸素マスクを固定するために取り付けられた同色ナイロン素材の生地なんですが、アクセントとして取り付けやすいためか、今のオシャレ用の服に姿を変えても良く採用されています。

画像の通り、この最初期の時代はMA-1の代表的なディテールの一つであるレスキューオレンジの色目をした裏地はまだ取り付けられていません。 この生地が採用されるのは、もう少し後の時代ですので、タブとこの裏地がオリジナルで交わる事はなかったと記憶しております。

またICSコードループ(俗にいう通信ケーブル)の取り付けかしょも今の洋服ではあまり見ませんが、最初期時代のMA-1でよく見られるディテールです。

肩についた4つのペンポケがついたシガレットポケットは前身のモデルから採用されていたディテールでした。

f:id:dellp:20161223100821j:plain ICSコードループ

f:id:dellp:20161223215147j:plain シガレットポケット MA-1の代表的なディテールの1つですね。 最近、ちょっとミリタリー要素を取り入れようとして、このポケットだけ肩や胸に採用している服をよく見かけるようになった気がします。

f:id:dellp:20161225003744j:plain

MA-1といえばここの辺りの年代の品を思い浮かべる方も多いと思います。 裏地に明るいオレンジの蛍光色をつけ始めた時代の品です。

ちなみのこちらの写真は1970年頃の品。 冒頭に張られているMA-1の画像の次の代として生まれたもので、これまでポケットはスラッシュ型の物が採用されてましたが、ここからはフラップ型が採用されるようになります。

裏地はパイロットが危機的な事態に陥った時などに、着用者がより目立つよう施したものです。 その為オリジナルは本来リバーシブルとして着用できる仕様になっており、それに合わせ、ジッパーもリバーシブルに対応しているものに変更されました。

しかし、ここは現代のお洒落には必要ないためか、リバーシブル仕様のジッパーはあまり見かけません。

レスキューオレンジの色も各ブランドの象徴的な色への変更、同じオレンジでも素材を変えたりとブランド独自のオリジナリティを出そうと試みている所が多く見応えのある部分です。

フラップポケットも見逃せない所で利便性を求めてか意外とこっちの仕様を採用しているブランドも多く見受けられます。

B-15

f:id:dellp:20161223222301j:plain 画像はB-15b

冒頭で少し紹介したB-15フライトジャケット。 ボア襟であることが特徴で、初期型とB-15bに関してはナイロンではなくコットン製のフライトジャケットであった事は、軍服が好きな方ならご周知の方も多い事でしょう。

コットン製のフライトジャケットの初代モデルであるB-10はMA-1からあまりにデザインがかけ離れるので割愛しますが、この歴史があるゆえに、

少しマイルドなコットンギャバ生地で出来たMA-1が現代に生まれているといっても過言ではないでしょう。

現代のこういった生地のMA-1はこの時代のフライトジャケットのオマージュであると言えます。

また、 B-15の象徴的なディテールの1つである酸素マスク固定ようタブは、

三角型のレザー→長方形レザー→長方形ナイロン

という風にマイナーチェンジの度に改変がされておりました。

三角型タブは流石にB-15的なイメージが強い方が多いらしくこれらのディテールを着けて品を出すときはB-15と名付け世に出されている印象ですが、

長方形のレザータブはMA-1の時代的に採用されて居なかったにも関わらず、敢えてこのディテールをつけている品を見かけることがあります。

ここの辺りも注意してみるとおもしろいと思います。

ストームフラップ。 f:id:dellp:20161223224447j:plain

ジグザグに沿ったステッチに見慣れてくると、この五本縫われた糸がが新鮮に見えてきます。

もともとフラップの先端部分は尖っていたのですが、後の改良でラウンドした形に変化していきました。

こちらの写真は直角とまではいきませんが、比較的尖った形をしています。

f:id:dellp:20161225005615j:plain リバーシブル型

f:id:dellp:20161223225023j:plain ワイヤー型

ジッパーも忘れては行けません。 現在は結構自由に色々なものをつけられている印象ですが、この二つは中々個性が強いので是非見ておいて頂きたく思います。

前述通り主観的ではありますが、あまりリバーシブルに対応したものは現代のオシャレ用の服ではあまり見かけません。

特にオリジナルのリバーシブル仕様は今のような1つの持ち手が裏側に回る仕様ではなく、裏表に二つ採用した今の感性で語ると少し変わった形でしたので、古着意外でそもそもお目にかかる事自体が珍しいかもしれません。

しかしレスキューオレンジが採用される以前についていたワイヤー型はたまに見かけます。

裏地の色を変えているのにあえてこちら を採用していることも多く、面白い所です。

f:id:dellp:20161225094959j:plain

アーミーエアフォースのマーク 今は各ブランドのエンブレムやオリジナルのマークをつけている事が多いですが、ミニマルなデザインに改良されることの多い現在は、そもそも採用されてない事の方が多いかと思います。

まとめ

取り合えず要点になりそうな所をまとめて見ました。

オリジナルと現代の服を折り合わせ見て頂き何がどう変わっていっているのかを分かって頂けると幸いです。

もしも今まで知らなかった知識があったのであれば、今までとは違う視点で服を見て頂くことが出来るのではないでしょうか。

今回の内容はディテールや現代の品との比較が主軸で、歴史やその当時の背景などについてはあまり触れていないので、古着が好きな人からすると物足りないかもしれません。

なにぶん私は古着は好きですが、古着屋の人間ではなく、当時の文献や資料を手元に持ち合わせている訳ではないのでより深い所への追求は中々難しいというのが正直な実状です。

歴史については古着屋のブログなどを見ていただけるとより深く知ることが出来ると思います。

これを機に是非是非調べてみてください。

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